老人性 うつ病とは
うつ病チェック
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■老人性うつ病は早めに相談を!

うつ病の原因は、ノルアドレナリン、セロトニンなどの脳内活性物質の分泌異常が起きて、脳の元気が失われてしまう病気です。原因はいろいろ考えられますが、特に高齢者の場合は「喪失感」がきっかけとなることが多いといわれています。

親しくしていた人が次々と亡くなってゆき、自分自身も社会から遠ざかっているばかりか、体力も日に日に弱りつつあるという現実への悲観―。お年寄りたちが抱く喪失感は、元気な若者が想像するより遥かにに深刻で大きな問題なのです。また、「話し相手がいなくなった」「病気になった」「引越や子供夫婦との同居などで環境が変わった」などが引き金となることもあります。ただ単に「脳内物質の減少」などと、科学的に分析して済む問題ではありません。人間の心はとても繊細で複雑なのです。

老人性うつ病は、自殺にもつながりかねない重大な病気であるにもかかわらず、見逃されることがとても多いのが厄介なところです。それは、その症状が認知症(ボケ)に非常によく似ているからです。喪失感、不安感、不眠、食欲不振、倦怠感、判断力の低下、周囲への関心の低下、特に理由もないのに悲しくなるなどの症状が続いたら要注意です。うつ病は必ずサインを発しています。それを見逃さないでください。

うつ病にかかってしまったお年寄りがいるとき、家族は、決してその人を励ましたりしてはいけません。「頑張って」は禁句です。また、気分転換させようと、安易に旅行や買い物に誘って外に連れ出そうとすると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。症状の進行度によって最適な対応は様々に分かれますので、必ず専門医に相談してから行いましょう。本人の世界に干渉しすぎず、しかししっかりと見守り、支えるようにしましょう。そして医師の診断に従い、薬を指示通り服用させたり、環境を整えたりするなどの努力をしてください。

お年寄りの介護をすべて家族で背負うのは本当に大変なことです。一番頼りにならなければならない家族のほうがダウンしてしまってはもともこもありません。うつ病は必ず治る病気です。たとえ直りが遅いと感じても、介護する側の人が自分を責めたりせず、必ず治ると信じて、支えてあげてください。

昨今では心療内科を持つ病院や老人保健施設も増えてきました。ショートステイやデイケアなどのサービスも保険適用で受けられます。一人で悩まずにまずはお近くの施設に相談してみてください。

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